ファンがファンを生む、CVR3.2倍を実現したAKOMEYA TOKYOのUGC戦略
“ブラザー工業がUGCをアプリに活用 お客様同士のファン・コミュニティを盛り上げる”
- about
-
会社概要 ブラザー工業株式会社
1908年に ミシンの修理業から始まったブラザーグループ。独自の技術開発に注力し、蓄積したコア技術を駆使して事業の多角化を推進するとともに、常に新しい市場を開拓し続け業界を牽引。プリンターや、家庭用・工業用ミシンなど幅広い製品を開発している。2016年に日本向けに開発・発売したスマホ専用ラベルライターは大ヒットを記録し、現在は世界27言語に対応、約40カ国の国と地域で好評販売中。その「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)シリーズ」の販売促進に、visumoを活用している。 - item
- 製造業 , 電子文具(ラベルライター)
生活空間に美しく溶け込む、リアルなラベルの投稿(UGC)をアプリでご紹介
従来の「ラベル」は、引き出しやファイル用の事務的な“識別”や、子供用ネームシールなどの“判別”が主な用途でした。当社製品のP-TOUCH CUBEは、それらの用途はそのままに、ラベルを貼ることでそのモノがより一層おしゃれになる、その空間が素敵になる、美しく機能的になるといった、生活の質を向上させるようなラベリングの体験価値をお届けする事を目指してきました。具体的にはピータッチキューブの編集用アプリ「Brother Design&Print 2」に、おしゃれで実用的なラベリングの活用術とテンプレートを定期的に公開することで、新たなラベリングの顧客価値をご提案してきました。そのうちに、これにヒントを得たピータッチキューブのお客様が、自発的に自宅や職場でのラベルの使用実例をインスタグラムに投稿してくださるようになりました。お客様の投稿、つまりUGC(※ユーザ―が生成したコンテンツ)が更なる投稿(UGC)を呼び、お客様同士でラベリング文化を楽しむようなコミュニティが、形成されつつある事に気がつきました。
そこで我々もそれらの投稿(UGC)を弊社アプリ内で紹介したいと考えました。#ピータッチキューブ、#ptouchcubeを付けて投稿してくれているピータッチキューブ・ファンのUGCを、弊社の公式アプリでご紹介することにより、いっそうお客様に喜ばれ、ラベリング文化を楽しむファン・マーケティングを加速させることが出来ると考えたのです。そんなサービスを探していたところ、インスタグラムの投稿を、サイトやアプリに掲載できるツール「visumo」を知り、迷わず導入を決めました。
丁寧なサポートで
スムーズに導入出来ました
visumoを選んだ理由は、多様な業種業態での実装事例です。アプリ導入事例も非常に多く、実際にアプリを見てイメージを確認し、まさに当社が表示したいコンテンツはこれだ!と思いvisumoの導入を決めました。導入時の説明も簡単で分かりやすく、担当の方が懇切丁寧にサポートしてくださるので、安心してスムーズに導入・リリースすることが出来ました。
元々、我々メーカーとしてもお客様の素敵な投稿に、何かコメントを差し上げたいと思っていたので、ニーズにピッタリでした。現在ではお客様と楽しくコミュニケーションを取りながら運用しています。アプリへの掲載の許諾をお願いすると、「ピータッチキューブは、本当に可愛いシールが作れて大好きなので嬉しいです(*^^*)」などの嬉しいコメントをいただけることも珍しくありません。これまで運用してきて、お客様からの許諾率は100%です。お客様も我々もお互いWin-Winの関係になれる上に、お客様のCUBE愛をひしひしと感じる事ができて、大きな励みになっています。普段はお客様と直接コンタクトを取る機会があまりないからこそ、お客様の声を直接聴ける貴重なチャンスになっています。
アプリで投稿をみた別のお客様が掲載してくださる。ファン・コミュニティの輪が
広がっています。
お客様の投稿は非常にクオリティが高く、いつも驚かされます。撮影方法や活用方法など、私たちも学ぶことが多く、コンテンツを作成するメンバーにとっても刺激になっています。コロナ禍で居住空間を整えたい方が増えていることもあり、最近は丁寧な暮らしが垣間見えるような素敵なUGCが、インスタグラムでさらに増えていると感じます。これはvisumoでUGCを掲載し始めたことによる効果だと考えています。
また、【当社が作成する参考テンプレートをお客様がアレンジし、生活空間に溶け込んだリアルでおしゃれな写真を撮影して投稿】→【それを当社公式アプリ「みんなのラベリング」で紹介】→【それを見た別のユーザー様がUGCを参考にまたインスタグラム上に投稿】という良い循環が出来ていると感じます。実際に、アプリに掲載後、その投稿に類似した写真がインスタグラムにあがることもございます。まさに導入時に目的としていた「“お客様同士で盛り上がるラベリング文化”を加速させるファン・マーケティング」が実践できていると感じます。当社とお客様、そしてお客様同士で繋がるファン・コミュニティの仕組み作りができたのは、visumo社のツールがあったからです。
改めて、お客様がCUBEを使ったラベリング・シーンを自発的に投稿してくださる事は、非常にありがたいことです。その方の空間だからこそ撮影することができる、リアルでおしゃれな投稿は、説得力があり多くのユーザー様の共感を集めます。まさに“UGCの威力”ですね。
今後もvisumoのツールを活用した「みんなのラベリング」を通して、より多くのお客様にラベリングの魅力とその世界を楽しんでいただけたらと願います。
INTERVIEWEE
ブラザー工業株式会社
グローバル・マーケティンググループ
シニアチームマネジャー
廣瀬 扶美子 氏
P-touch Design&Print 2 コンテンツ業務担当
小林 佐紀子 氏