𠮷野家が考えるUGCマーケティング 「お客様のリアルな声」を伝えるコンテンツづくり
“人気の製菓材料専門店 富澤商店が インスタグラム活用で「ファン化」&売り上げアップ”
インスタグラムでのコミュニケーションを通して、より多くの方に料理を作る楽しさを伝えたい
料理を作る楽しさ、それを味わうことができる幸せを世界中の人々に感じていただきたいという想いで、SNS上でのお客様とのコミュニケーションを活発化させていこうと、インスタグラムに力を入れ始めました。SNSでのコミュニケーションを通して、富澤商店の「ファン」になってもらえるようなコンテンツ作りを意識しています。結果として、多くのお客様が当社関連の投稿を行ってくださるようになりました。さらに現在ではコロナの影響もあり自宅で楽しめるお菓子やパン作りをされる方が増え、有難いことにインスタグラム上のハッシュタグ「#富澤商店」での投稿数は11.5万件を超えています。(2020年10月時点)
ご投稿いただいているお写真をECサイト上に載せることで、サイトに訪れたお客様にとって料理の楽しさが伝わるコンテンツになると思い、visumoの導入を決めました。
当社ではインスタグラム上でのアンバサダー様がハイクオリティな写真や季節に合ったお菓子のレシピ等を掲載してくださるケースもあり、そういった投稿もECサイト上に活用できるため非常に助かっています。単なるユーザー投稿としてサイトに載せるのではなく、みなさまと一緒に盛り上がれる、温かみのあるコンテンツになりました。
インスタグラムはECで購入される方との親和性が高いと感じます
visumoを使用することで、投稿に対して商品を紐づけし、サイト内で回遊させることができます。ECサイトを訪れた人に対してレシピ投稿から実際に使用している商品が分かり親和性が高いと感じています。
また、visumoを使用してお客様から非常に多くのポジティブなお声を頂けるようになりました。「愛用しているので嬉しいです」など、サイトへの掲載を喜んでくださる方も非常に多く、お客様のお声を直接聞ける機会になっております。掲載依頼の連絡を送る際も、機械的なメッセージではなく、個別にメッセージを送っていて、頂いたお返事に対して更に返事を送り複数回やり取りすることもあります。SNSに「人格」があることで、お客様からの親しみと共感を生み、「ファン化」に繋がっていると実感しています。visumoを活用し、ファンコミュニティが実現しました。
4%を超える購入率。
*UGCが購入の後押しになっています。
ユーザーのインスタグラム投稿をクリックしたお客様の購入率は約4%でした。(2020年10月時点)一般的にECサイトの購入率は1%~2%前後と言われているので、非常に高い数値になっています。どんな食材でどんなお菓子を作っているのかお客様のアイデアを発信しているインスタグラムの投稿を活用することで、なんとなくサイトに訪れた方の気づきになっているだけでなく、購入意識の高いお客様にも人気のコンテンツになっています。
今後は、コロナの影響もあり動画接客として*IGTVを活用し、ユーザー様の求めるものを発信していきたいと思っております。“作ってみたい”と思っていただけるようなワクワクするコンテンツで、visumoを活用しファンコミュニティを盛り上げて参りたいです。
*UGC…User Generated Contentsの略。SNSに上がる写真など、ユーザー側で形成されるコンテンツのこと。
*IGTV…最大10〜60分の長尺の動画をインスタグラム上のフィードやストーリーに投稿できる機能。
INTERVIEWEE
株式会社 富澤商店(TOMIZ)
方山 理子 氏 長尾 絢乃 氏
編集後記
富澤商店では ファンコミュニケーションとして インスタグラムを活用及びサイトに掲載し、効果を実感いただいております。今回インタビューをさせていただいて改めて、効果を出すためには「誰をターゲットとして」「どんなコンテンツにしたいのか」を決めることが非常に重要だと感じました。
インスタグラムをサイトに掲載する事業者は非常に増えてきておりますので、差別化要素としても、コンセプトを重要視すべきフェーズになってきています。幅広いニーズにも応えられるよう、引き続きレイアウトのバリエーションも強化して参ります。