“D2Cで9ブランド展開!Joint Spaceのインスタ×ファンマーケティング”

about
株式会社シライは愛知県にニットメーカーとして創業し、アパレルのOEM,ODMを提供。コラボ商品をきっかけにEコマースでの小売(DtoC)をスタートし、インターネット販売にも注力。2012年からは総合ECサイト「Joint Space」をオープンし、モデルやインフルエンサーを起用した取り組みの中で現在では9つのブランドを展開。DtoCブランドとして企画・生産・WEB構築・販売に至るまで一貫して行っている。
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アパレル
オンラインショップ

インフルエンサー様の投稿の効果が分かり施策の幅が広がりました。

インスタグラム自体の活用は、5年ほど前くらいから行っています。今のようにインフルエンサーマーケティングがメジャーではない時期から、アンバサダー様、モデル様と一緒にお取り組みさせていただいておりました。インスタグラムでファンマーケティングやオンライン接客に取り組む中で、こういったコンテンツをWEB上でも表現できないかと思い、インスタグラム連携ツールの導入を決めました。

インフルエンサー様とのお取り組みをさせていただく中で、visumoを導入するまではSNS上だけでのマーケティング施策だったので、インフルエンサー様の影響力(フォロワー数やいいね数等)も重視しておりました。しかし、ECサイトに掲載してみて、SNS上での影響力に関わらず、素敵なお写真であれば売り上げに繋がることが分析を通して分かりました。そこからECサイトに掲載することまで見据えてお取り組みをさせていただくことで、従来よりもインフルエンサー様の幅が広がったと感じます。インスタグラムからの集客が軸ではなく、純粋にビジュアルを見て結果を分析できるのは有難いです。

また、購入前に着用感や身長別のコンテンツがあることでサイトに訪れたユーザー様にとっても、買った後の自分をイメージしやすくなるため、売り上げ的な効果も上がりました。

wa掲載箇所

デザインテンプレートがあるので簡単操作でキレイに表示できました

元々は別のソリューションを使用していましたが、実現できることが少なかったこともあり、visumoの導入を決めました。visumoには分析機能があるので、投稿ごとの売り上げ効果やどれだけ商品クリックに繋がったかも見ることが出来ます。管理画面全体で非常にシンプルに操作できるので、複数名での運用も簡単で、助かっています。

また、収集した写真を表示させる単位でグルーピングすることができるので、色々なページに表示させることが出来るようになりました。それによって、ブランド別でのインスタグラムの見せ方に統一感を出すことが出来ています。表示方法に複数テンプレートがあるため、ログラミングの知識がなくても、どのページにも実装することができるようになりました。

更にそれを、スピード感をもって対応できることも大きなメリットだと感じます。例えば新しい特集で低身長コーデを取り上げようと思ったら該当の投稿をまとめて、表示用のタグが発行できるので、すぐに特集感を出すことができています。セール等でのページの見せ方にも活用でき、管理画面に貯まったビジュアルを非常に自由に活用できると感じます。ユーザー様にとっても、サイト内で「ビジュアル軸で探すことが出来る」という体験価値は非常に大きいと思います。

インスタグラムとECサイト連携


 

Instagramではパーソナライズな接客コミュニケーションを実施

自社インスタグラム開設当時は、SNSでインスタグラムが流行はじめた時で、それまでブログでユーザー様に向けた情報を発信していましたが、SNSを活用することでよりユーザー様との距離が近くなったと感じます。新規のユーザー様向けにもファンの方向けにも役立つよう、身長別にスタイリングを配信したり、ユーザー様目線でお悩みを解消できるようなコンテンツを配信したりしています。
また、DtoCブランドということもあり、SNSでの「接客」も非常に重視しています。一方的な情報配信ではなく、相互のコミュニケーションの場として活用しています。例えば、投稿へのコメントで「投稿のトップスを○○のボトムスに合わせるとどうなりますか?」等のコメントが寄せられるケースもあります。その際にはご要望のあったコーディネートの写真を投稿に載せたり、DMに画像を送ったりするようにしています。

気になった商品を「オンラインだけで買う」というのはハードルが高い部分もあると思いますが、SNSでは出来る限りのオンライン接客を行い、そのビジュアルをECサイトにも掲載することでECサイトでも購入前のイメージを喚起させるきっかけになっています。今後は、visumoを活用して、スタッフスタイリングの写真を載せていきたいと思っています。より訴求力のあるビジュアル表現をしていくことで、ユーザー様にとってお気に入りのアイテムが見つかるきっかけのコンテンツになれば嬉しいです。

INTERVIEWEE
株式会社シライ
経営企画部 マネージャー 波戸元 早瑠香 
株式会社シライ JSブランドリーダー 岡田 絵美