CVRは2倍以上! Afternoon Tea LIVINGのOMOの進め方
“お店でもECサイトでも買いやすい、みんなに愛されるブランシェスを叶えるビジュアル活用”
ブランドをもっと身近に感じていただくUGC活用
当社ではブランドの世界観の表現としてハーフモデルを起用し、つくりこんだビジュアルをECサイトで展開しておりましたが、お客様の着用のイメージとかけ離れており、お子さんが着た際の想像がつきづらいのでは、という懸念がありました。
しかしながら、ビジュアルの方向性を変えるのもブランドとして抵抗があり、それならお客様に手伝っていただこう!というところからUGCの活用へ。業界的にもUGCの活用は広がっていましたが、あえて今まではやってきておらず、コロナ禍を経てEC化率が顕著にあがってきたことも大きなきっかけとなりました。今までは店舗が一番のタッチポイントでしたが、相互送客という意味でもECでの購買を強化することは必須になっていきましたね。
ECでの購入ハードルを下げる
自然な写真のチカラ
子供服はどこまでいっても店舗で買いたいという方が残ってきます。そういった方たちに対して、少しでもECで買うハードルを下げていただきたい、という思いがありました。そのために、身近にいるようなお子さんの写真などさまざまなビジュアルで情報量を増やしていきたいと考えております。どれほど文章で記載しても伝わらなかったものが、画像があれば伝わる、というところもあるのではないかと。
ECサイト用の撮影では、ボリュームゾーンである120サイズで大体写真を撮るのですが、例えば140サイズを着用しているUGCがあれば、お子さんが140サイズの親御さんとしては買いやすいですよね。そういった部分に関しても、お客様の投稿でカバーしていければと考えています。ご兄弟で色違いの商品を着用してくださっているお写真や、リアルなご家庭でのワンシーンを切り取った投稿などを拝見していると、自然な写真の力というのを感じます。
購入につながるコーディネートコンテンツにvisumoでリニューアル
UGCの施策を始める前から公式の写真を活用したコーディネートコンテンツを展開していたのですが、商品の紐づけができておらず効果が見えない状態でした。
visumoのメディア投稿機能を導入したことで、ひとつひとつのコーディネートに対してCVRや売上がわかるようになり、定量的な評価がくだせるようになったことは大きな変化だったと思います。
数百人の売り場スタッフから生まれる発想にも期待
ビジュアル強化という意味ではUGCやコーディネートコンテンツとあわせて、100以上ある店舗スタッフのリソースを活用した店舗発信のコンテンツを展開したいと思っています。売り場の数百人のスタッフから多様な発想が生まれることを期待しています。
その他にこれからはECでの購入体験の向上のため、商品ページの充実やライブコマースの取り組み、インフルエンサーの起用なども視野に入れています。もっとお客様との距離を縮めていき、みんなに愛されるブランシェスを目指していきたいと思います。
INTERVIEWEE
ブランシェス
株式会社
デジタル事業部Eコマースチーム
部長 髙見 明宏氏
石田 歩佳氏
木下 翔太氏