“ここでしかできない体験、を伝えるフェニックス・シーガイア・リゾートUGC活用”

2017年の大規模リニューアル後プロモーション等を強化し、効果が現れ始めた2019年、コロナ禍に突入してしまったフェニックス・シーガイア・リゾート。そんな同リゾートがコロナ禍を通して直面した課題や推進した施策について聞いた。
2017年の大規模リニューアル後プロモーション等を強化し、効果が現れ始めた2019年、コロナ禍に突入してしまったフェニックス・シーガイア・リゾート。そんな同リゾートがコロナ禍を通して直面した課題や推進した施策について聞いた。
変化していく世の中のニーズ。
厳しい状況を打破するのは
差別化された体験価値
新型コロナウイルスの影響で、海外に旅行に行きづらくなってから3年、国内旅行でも遠方への旅行を避けたり、延期したりと気軽に旅行をする事が躊躇われるようになりました。そんなコロナ禍で感じたのは、日頃の疲れから癒される非日常なひととき。人生を豊かに楽しむ時間の大切さでした。
どんな空間であれば日頃の疲れやストレスが解消できるのか、これからより多種多様なニーズが生まれてくるのではないかと思っています。そこで注目されているのが、体験価値です。私共のリゾートも宿泊やゴルフ、レストランで美味しいものを食べるなど、様々な体験を提供していますが、ここでしか体験できないこと、ここでしか味わえない美味しさなど、シーガイアならでは、をお伝えしていく事が重要であると考えています。他施設様との違いをどうお伝えするのか、ここが課題だと感じていました。
お客様の唯一無二の体験を
ビジュアルを通して多くのユーザーへ発信
私共が目指している「日本でいちばん“美味しい”リゾートへ」というブランドスローガンを体現する、オンリーワンの“食×体験”をお客様へお伝えするには、やはりビジュアルで訴求していくことが最も適していると考え、TwitterやFacebookでの情報発信も行っていますが、特に最近はInstagramに注力しています。公式アカウントではフィードに残る画像動画と、リアルタイムで情報を伝える事のできるストーリーズなどを使い分け、美味しそう、行ってみたい、体験したい、が伝わるような投稿を心がけています。
しかしながら、お客様がどのような体験をして、表情をされているか、実際に利用している様子や声に勝るものはありません。施設を利用されるお客様が、様々な楽しみ方をしてくださっている様子は以前からSNSで拝見していましたので、どうにかしてこの体験を公式WEBサイトへ訪れてくださったこれから宿泊を検討されている他のお客様へも共有できないかと、ここ数年考えていました。
そんなときに出会ったのがvisumoです。ユーザー投稿を公式WEBサイトで掲載する機能は他社ツールでもありましたが、投稿からそのままCVに繋がるような設計ができるという点が素晴らしいと思い、導入へ至りました。自社サイトには予約フォームがありますので、宿泊やゴルフの予約などCVをとる役割が非常に大きく、その部分への貢献が可視化できることもツール利用や施策を続けるための条件でした。
施設を訪れて終わりではない
重要なのはお客様とつながり続けること
visumo導入前はSNSでお客様からのコメントにお応えする事はあっても、主体的にSNSでお客様とつながることはありませんでした。導入後はお客様投稿を探し、こちらからメッセージをしてやりとりをはじめるという、今までと逆のパターンができるようになっています。掲載許諾のお返事とあわせて、「また春に行きたいと思っています」や「いい思い出になりました」というコメントもいただいており、コミュニケーションの活性化にもつながっていると感じています。visumoは投稿を簡単に探せて、メッセージも簡単にできるのが便利で、掲載許諾が#yesでとれるのも効率が良いです。メッセージからお客様とつながりが生まれ、1to1のやりとりでシーガイアをより身近に感じていただくことで、ファン化にもつながっているのではないかと思っています。
シーガイアのファン、お越しくださるお客様がいらっしゃるからこそのシーガイアですので、お客様が実際に楽しんでいらっしゃる様子、お客様の声をサービスに反映できるよう今後も成長したいと考えています。これからはお越しになったあともシーガイアとつながっていただけるようなコミュニケーションを目指していきたいですね。
INTERVIEWEE
フェニックス・シーガイア・リゾート
経営戦略本部 マーケティング部
四元 麻紀子 氏
経営戦略本部 マーケティング部 広告宣伝課
鈴木 恵美子 氏