D2C事業のマーケティング施策にはInstagramが絶対!その理由からおすすめ機能まで徹底解説!
最近増えている流通・卸・小売などの仲介業者を介さず、ブランド・メーカー自らが製品企画から製造、販売までを行うのがD2C事業です。
直接的なコミュニケーションが取れるためロイヤリティの高いファンを獲得しやすいというメリットがある反面、認知拡大のために様々な施策を打ち出し続ける必要があるのも現実です。
そこで今回はD2C事業を成功させるにあたり必要不可欠とされるInstagramについて、その重要性と具体的な活用方法まで徹底的にご紹介いたします。
D2Cとは
D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、メーカーが自社で企画、製造した製品を店舗などの中間流通を介さずにECサイトなどで直接消費者に販売するビジネスのことを指します。
企画から販売までに業者を介さない分、収益性が高い、プロモーションの自由度が高いなどのメリットがあります。
D2C事業とSNS
自由な販促活動の中で、顧客の獲得が課題となりやすいD2C事業ではSNSの運用が必要不可欠です。
なぜなら、SNSはユーザーとのダイレクトなコミュニケーションを可能にし、ブランド理念やストーリーを簡単に訴求できるからです。
数あるSNSの中でも、特に効果が見込まれるInstagramについて活用方法や、おすすめ機能までご紹介いたします。
D2CにおいてInstagramが重要な3つの理由
D2Cにおいて重要な認知拡大・集客チャネルとなるのがInstagramです。
まず、数あるSNSの中でもなぜInstagramが良いのか?という理由を3つ解説します。
お客様とのコミュニケーションが取れる
Instagramは企業、ユーザー間でコメントやDMを通して交流することができます。
それ以外でもストーリーのアンケート機能などを利用して様々な角度からリアルタイムでのコミュニケーションが可能です。
ユーザーとのコミュニケーションによってユーザーのリアルな声をいち早くゲットできたり、ユーザーにとって親近感を持たせることができたりします。
ブランドや商品をイメージで訴求できる
Instagramは画像や動画がメインとなるSNSです。
文章ではなかなか伝えづらい商品のイメージも画像や動画で大衆に訴求できるため、より多くの関心を集めることが可能です。
Instagramには認知に繋がる様々な機能がある
Instagramは画像を投稿する、ダイレクトメッセージでのやり取りだけではない様々な機能があります。
たとえばInstagramのストーリーズ機能1つをとってみても、ストーリー機能の中にアンケート機能やクイズ機能、カウントダウン機能まで様々な機能があります。
他にも長尺のライブ配信ができるIGTVや短尺の動画でイメージ訴求ができるリール機能など、多くの機能を活用することで、無料で多角的なプロモーションをすることができます。
D2C成功に導くInstagram活用方法
ではD2Cを成功させるためのInstagramの活用方法をご紹介します。
基本的にすべて無料で施策の実施が可能になりますので、ぜひ社内でInstagramマーケティングをご実施ください。
毎日更新すること
写真や動画の投稿を増やしていくことで、露出やユーザーとの接触回数が多くなります。
接触を増やせばザイオンス効果が働き、ブランドや製品への好感度の上昇や関心が高まるといった効果が期待できます。
フィード投稿を毎日投稿することが厳しい場合はストーリーなども交えてコンテンツを発信していくのも1つの手かもしれません。
消費者の共感を呼ぶような投稿をする
共感されることが成功の要となるSNSでは、宣伝、広告感の強い投稿は好かれません。
消費者にとって共感を生む投稿、ライフスタイルに馴染みのあるようなコンテンツを発信していきましょう。
それによりフォロワー数の獲得が見込まれ、認知拡大も期待できます。
ストーリー、ガイド機能、IGTV様々な機能を駆使する
Instagramはただ写真や動画を投稿するだけのSNSではないです。
Instagramにある多種多様な機能を使っていくことで多角的にブランドの世界観や商品の情報をアピールすることができます。
おすすめの機能は後述にてご紹介しますが、様々なクリエイティブを適材適所で更新していくことも成功に向けて大切なことのうちの1つです。
ECサイトへの導線をしっかりと作る
Instagramでは発見タブという機能があり、それぞれにパーソナライズされて投稿が表示されます。
そこで気になる投稿、好みの投稿を見つけた場合4割のユーザーがその投稿をしているアカウントのプロフィールに飛んでいるという数値もあります。
そこでプロフィール欄にオンラインサイトへ導くようなURLが設置されていなかったら元も子もありませんので、プロフィール欄への導線の設置はマストで行いましょう。ストーリーにURLを設置し、それをハイライトに置くのも効果的です。
KPIを持って分析を行う
簡単にコンテンツが発信できるInstagramですが、目標なく運用していたら運用している意味がありません。
そうならないためにもKPIを置いて運用していきましょう。
フォロワー数やサイトへの誘導数もさることながら、投稿の保存数も指標となる数値のうちの1つです。
いいねはされていてもなかなかサイトへの遷移に繋がっていない、売上が上がっていない…ということがあれば保存数を注目してみてください。
オリジナル、大衆向けのハッシュタグを付与して投稿する
フィード投稿を更新する上で欠かせないものがハッシュタグです。
ハッシュタグも実は奥が深く、戦略的に付与していく必要があります。
紅茶や鞄、テーブル、などといった商品カテゴリをハッシュタグとして付与することも良いのですが、
#○○好きさんと繋がりたい
#○○のある生活
いった共通の趣味を持つようなユーザー界隈で使用されているハッシュタグを研究し、投稿していくことで発見タブで投稿が載る確率や、検索時にユーザーの目に触れる確率が高まります。
Instagramを活用したD2C事例
ではここから実際にInstagramを活用して幅広くプロモーションを行っている事例をご紹介いたします。
LOWYA
家具を取り扱っているLOWYAではECサイトを強化していく中でInstagramの活用に力を入れており、新規顧客の獲得、リピート顧客のファン化を目的としてInstagramを積極的に運用しています。
インテリアコーディネートとしてInstagram上にたくさんあがっているお客様の写真をサイトにも展開し、ユーザーの説得力やサイトの価値に大きく貢献させています。
JOGGO
オーダーメイド革製品を扱っているJOGGO。
革の色を選択し自分だけの製品を作ることができるため実際に注文したユーザーの商品の写真をサイトにも作品例として掲載をしています
。なかなかイメージの湧きづらいといった面もあるオーダーメイド商品でも、ユーザーの作品例を見ることでヒントを得られ、購入の後押しにつなげています。
Re:EDIT
サステナブルなファッションを商材としているRe:EDIT様では決まった曜日と時間にインスタライブを行っています。
リール動画も積極的に活用しており、長尺の動画と短尺の動画の二軸で動画コンテンツを発信しています。
Instagramのおすすめ機能
最後に、Instagramを活用したマーケティングに欠かせない、おすすめ機能のご紹介です。
ストーリーズ
投稿が24時間で消えるストーリーズ機能。
画像と動画両方とも更新ができます。24時間で投稿が消えてしまうものの、ハイライトに残すことで、プロフィールに訪れたユーザーがストーリーをチェックし、簡単にブランド知識を得ることができます。
また、ストーリーの中でもユーザーとのイベントを楽しむようなカウントダウン機能、オンラインショップへの遷移を促すURL設置機能、ユーザーの意見を汲み取れるアンケート機能などもあります。
ガイド機能
『まとめ (ガイド) 機能』とは一言で説明すると、フィード投稿をまとめてカタログ化する機能です。
『まとめ(ガイド)機能』を使えば、投稿をカテゴライズすることができたり、過去投稿を再活用させたりと訪れたユーザーが見やすいプロフィールにすることが可能です。
また、ユーザーの投稿もまとめの中に入れることができるのでファンマーケティングの一環としても利用できます。
リール動画
リール動画は5秒・30秒・60秒・90秒の動画をあげることができる機能です。
製品の素材感や使い方を動画内で簡潔に伝えることができるのももちろんですが、リール動画が発見タブで表示されるとバズりのきっかけにもなります。
このような短尺動画は、最初の数秒でいかに興味関心を引き寄せるかが重要となります。
どのようにしたらユーザーの心が惹かれるのかを研究することも大切です。
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D2Cにおいてインスタグラムを活用したマーケティングを実施するためには、上記のような機能や施策を活用し、認知拡大とECサイトへの集客を進めていくことが重要です。
ECサイトでInstagram上のUGCを活用するツールについては「
D2Cを成功に導くインスタグラムUGC活用方法、おすすめツールの紹介
」で解説していますが、各商品詳細ページに関連した投稿を埋め込んでいったり、商品ページへの導線をHTMLで作成するのは非常に時間がかかります。
visumo社が提供している「
visumo social
」は、国内でシェアNo1※、500社以上に導入されているインスタグラムのUGC活用ツールで、D2Cサイトに誰でも簡単にインスタグラムのUGCを活用したコンテンツが作成できます。
UGCだけでなく、アンバサダーやインフルエンサー投稿を掲載し、コンバージョン率をあげることもできます。
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