D2Cを成功に導くインスタグラムUGC活用方法、おすすめツールの紹介
D2Cといわれるメーカーが直接消費者に販売するビジネスモデルが急成長をしていますが、各社どのようなツールを利用して売上アップを実現しているのでしょうか?
D2Cにおいて「商品力」ということは必須ですが、結論、SNSの活用・特にインスタグラムのUGCを活用することです。
成長中のD2C企業はSNSを活用した集客マーケティング施策を行うことがスタンダードになっていますが、成長しているD2Cは、SNS上に掲載されている「UGC」を活用し、集客したユーザーを「接客」することで、コンバージョンを高める施策を行っています。
そのなかでも、特にD2Cで販売を促進するために活用できる、良質なUGCが生成されているSNSは「Instagram」です。
この記事では、D2Cが成功している企業において、特にインスタグラムを活用したマーケティング施策の基本と、インスタグラムのUGCを活用できるツールを紹介します。
D2Cとは?
D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、メーカーが直接消費者に対して販売をしていくビジネスモデルのことです。
旧来のメーカーとしては、小売店への卸を行い、小売店が消費者に販売することが商流でありましたが、いまでは簡単にSNSで消費者に直接コンタクトし、Eコマースを通じて簡単に販売することができるようになっています。
といってもD2Cと呼ばれはじめたのはここ近年です。メーカーが直接販売するEコマースは数十年前から存在しており、
・BtoC
・単品通販
・単品・リピート通販
と呼ばれていましたが、今では販売チャネルを「ECサイトのみ」で行うメーカーECを「D2C」と呼んでいます。
商材としては化粧品や健康食品がメインでしたが、近年は大手メーカーもD2C事業に乗り出していて、アパレルや家具などのD2Cサイトも増えてきています。
D2Cでインスタグラムを活用するメリット
D2CはEコマースのみで販売をしていくため、ECサイトで売上をあげるためのオフライン・オンラインを含めたマーケティングが重要です。
そのなかでもSNS、特にインスタグラムをマーケティングに活用していくD2C企業が多い理由があります。
それはインスタグラムの投稿というのは、D2Cに親和性の高い「13のカテゴリー」にわけられています。
1. 美容
2. ショッピング
3. スタイル(ファッション)
4. 食べ物
5. 動物
6. インテリア
7. DIY
8. 建築物
9. アート
10. コミック
11. 自然
12. テレビ・映画
13. 旅行
特に美容やファッション、食品、インテリアなどが多く、D2C企業の商品とも親和性が高いからです。
さらに、インフルエンサーやアンバサダーとしても上記のカテゴリを積極的に投稿している方もキャスティングしやすく、D2Cにおける成長速度を高めることも可能です。
関連記事: インフルエンサーの意味とは? 定義やマーケティングに起用するメリットなどを解説
D2C企業はインスタグラムをマーケティングに活用することで、以下の3つのことを実現しています。
集客力アップ
まずはインスタグラムを活用した集客力の向上です。
インスタグラムの企業アカウントを使い、ユーザーに有益情報を提供し、アカウントTOPやストーリーズリンク、広告を駆使してECサイトに集客を行います。
といえインスタグラムをはじめとしてSNS全般、フロントエンド商品の認知拡大に効果的なメディアです。
フロントエンド商品とは、D2C企業の初回購入商品のことで、お試しセットやモニター商品を販売するために活用することが多いです。
詳しくは、「
インスタグラムの企業アカウントを運用するための基礎知識
」で企業アカウントのフォロワー数や集客数を増やす施策をご紹介しているので、ぜひご覧ください。
リピート率アップ
続いてD2C企業ならではの施策である、「リピート率の向上」です。
化粧品や健康食品などの商品を扱っているD2C企業は、初回購入からのリピート購入、さらには定期購入までのLTVを高めていくことが、企業の成長に最も重要です。
当然ECサイト側でのCRM活動も有効なのですが、インスタグラムでユーザーと直接コミュニケーションを取るファンマーケティング施策を実施しています。
関連記事:
顧客獲得につながる! ファンマーケティングのメリットや施策のポイント
商品を購入していただいたユーザーが、インスタグラム上に投稿したUGCに対し、企業側からコミュニケーションをとることで、新商品が発売されたらまた購入していただけたり、リピート購入をしていただだくファンマーケティング施策を実施しています。
コンバージョン率アップ
インスタグラムのUGCを活用するメリットとして、ECサイト上にUGCコンテンツを活用し、コンバージョンを向上させることができます。
楽天やアマゾンでよく見かけるテキストUGC、つまり「ユーザーの商品レビュー」は、購入の意思決定において非常に重要ですが、ここに写真や動画が追加されさらに信頼性が高いのが、インスタグラムのUGCです。
インスタグラム上のUGCをECサイトに活用することで、通常以上のコンバージョン率向上が見られるD2C企業が多数です。
“ECサイトに掲載したInstagram画像経由のコンバージョン率は通常の約2倍と高い数値だが、動画はそれをさらに上回り約3倍に達する勢いだ。文章、画像、動画を比べると、動画が圧倒的にコンバージョンにつながる効果が高い。(ワークマン専務 土屋氏)”
引用 :ネットショップ担当者フォーラム 「ワークマンプラス」の需要を生み出すアンバサダー・UGCマーケティングの秘訣&EC戦略D2Cではありませんが、ファンマーケティングやUGC活用で先進的なワークマンは、UGCからのコンバージョンは非常に高い数値が出ているということがわかります。
UGCを活用したコンバージョンアップの3ステップ
D2CのECサイトにインスタグラム上のUGCを活用すると、コンバージョン率の向上につながります。
成長しているD2Cサイトは様々なページにUGCを活用し、デジタル接客を実現しています。では具体的にどのようなコンテンツを作成すれば良いのでしょうか?
国内500社以上に導入されているvisumo社のデータとして、以下の3ステップでコンバージョン率向上を実現することができます。
UGCギャラリーコンテンツの作成
まずはD2CのECサイトにインスタグラム上のUGCを掲載し、一覧ページを作成します。
TOPページにギャラリーコンテンツを作成することで、サイト内検索エンジンやカテゴリー検索以外の、ビジュアルを起点とした商品発見体験を換気することができます。
D2Cにおいては、単品リピート通販と言われるような、ランディングページ(LP)で商品購入を促すビジネスモデルのECサイトも多いかと思いますので、その場合も同様LPにギャラリーコンテンツを掲載してください。
UGCを活用したECサイトやLPに集客
UGCは商品の購入意思決定において、非常に効果的です。
“EC上でユーザーからコメントをもらうための手段をいろいろと考えてきたが、文章の評価が10個あるより、1枚の画の方がよほど真実味を帯びていて高い価値があると気付いた。だだ、モデルを使うとワークマンの公式Instagramと同じようになってしまう。身近に感じられつつ、参考になる着こなしのユーザーを見せることが大事だ。(ワークマン専務 土屋氏)”
引用:
ワークマンプラス」の需要を生み出すアンバサダー・UGCマーケティングの秘訣&EC戦略
口コミやユーザーレビューも参考になるのですが、やはり画像付きのインスタグラムUGCのほうがコンバージョン率が高まる傾向にあります。
商品詳細ページのUGC掲載でコンバージョン向上
LPへの掲載であれば必要ありませんが、ECサイトの場合は、購入導線で必ず目を通す、商品詳細ページにもUGCを掲載しましょう。
商品詳細ページでは商品購入の意思決定に必要な情報を提供しなければいけないので、その商品をつかっていないUGC投稿は掲載せず、商品が写っているUGC投稿のみを掲載してください。
UGCにはすべて商品ページへの導線を
D2CをはじめとしたECサイトに、インスタグラムのUGCを掲載すると、お客様がタップして詳細を確認したいという行動が発生します。
インスタグラムの投稿を埋め込みコードの貼り付けで表示させることができますが、インスタグラムのアプリが立ち上がってしまったりと、ユーザビリティが損なわれてしまいます。
詳細を確認したいという行動をストップさせてしまうと、SEO的にも低評価を受ける可能性があるので、必ず商品ページへの導線を作成するようにしてください。
国内シェアNo.1 500社導入のインスタUGC活用ツール「visumo social」
D2CにおいてインスタグラムのUGCを活用する施策をまとめると、
・ TOPページやLPにUGCギャラリーを作成
・ 商品ページには関連する投稿のみを掲載
・ すべてのUGCには商品ページへの導線をつくる
上記のコンテンツ施策が重要です。
ですが各商品詳細ページに関連した投稿を埋め込んでいったり、商品ページへの導線をHTMLで作成するのは非常に時間がかかります。
visumo社が提供している「
visumo social
」は、国内でシェアNo1※、500社以上に導入されているインスタグラムのUGC活用ツールで、D2Cサイトに誰でも簡単にインスタグラムのUGCを活用したコンテンツが作成できます。
UGCだけでなく、アンバサダーやインフルエンサー投稿を掲載し、コンバージョン率をあげることもできます。
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