ECサイトはインスタグラムを活用しよう! その理由と運用時のポイント


ECサイトで商品購入の際にSNSの投稿を参考にする方が増えているなど、世界的にSNSの持つ影響力が大きくなりつつあります。

マーケティング施策の一環で、これからSNSを活用していきたいと考えているEC事業者の方もいらっしゃるでしょう。しかし、FacebookやTwitterなど、SNSは主要なものだけでも数種類あり、それぞれユーザーの層や投稿内容の傾向に違いが見られます。

そのようなSNSの中で、EC事業者の方に特に運用をおすすめしたいのがInstagram(インスタグラム)です。ここでは、これからSNS運用を開始したいと考えている方に向けて、Instagramの運用をおすすめする理由や、効果的に運用するためのポイントについてご紹介します。

【目次】

■ECサイトがInstagramを活用したい理由
・商品の利用シーンを写真で訴求できる
・低コストで認知度を拡大できる
・スムーズに商品購入につなげられる

■Instagramに適した商品は?

■ECサイト事業者がInstagramを活用する際のポイント
・自社の運用体制を整える
・ターゲット層を考えて運用する
・投稿内容はユーザーが求めるものを用意する
・ユーザーとコミュニケーションを取る
・プロフィール欄を記載しておく

■InstagramでECサイトの売上をアップさせよう

ECサイトでInstagramを活用したい理由

ECサイトでinstagramを活用したい理由


数あるSNSの中でも、なぜECサイトはInstagramを活用すると良いのでしょうか。活用したい理由を3つご紹介します。
 

商品の利用シーンを写真で訴求できる 

FacebookやTwitterといった文字による投稿が中心のSNSと異なり、Instagramは写真や動画の投稿がメインのSNSです。文字ではなく写真による投稿なので、ユーザーに対して視覚的に訴求することができます。
 

たとえば、ファッションコーディネートの実例や、実際に商品を使っているシーンをInstagramに写真として投稿すれば、ユーザーは利用シーンを具体的にイメージしやすくなり、商品に興味を持ちやすくなるでしょう。

低コストで認知度を拡大できる 

広告出稿などには大きなコストと手間がかかりますが、Instagramの場合、アカウントで写真を投稿するだけならコストはかかりません。ハッシュタグを上手に活用すれば、フォロワー以外のユーザーにも情報を発信することが可能です。

また、投稿が話題になった場合はユーザー間のクチコミなどでさらに情報が拡散していくことも考えられます。

マーケティングにかかるコストを抑えながら、自社やブランドの認知度を拡大できるのは、Instagram をはじめとしたSNSの持つ強みといえるでしょう。

スムーズに商品購入につなげられる 

Instagramには、写真や動画、ストーリーズの投稿にECサイトの商品タグを設定できる「ショッピング機能」という機能が搭載されています。

ユーザーがタグをクリックすると商品詳細が表示され、そのまま商品購入ページに移動できます。

従来だと、Instagramで気になった商品を見つけた際は、Googleなどの検索エンジンで検索する、ネットショップを閲覧する、商品ページを見つける、商品を購入する、という工程が必要でした。

しかし、ショッピング機能を活用すれば、ユーザーはInstagramから商品購入ページまでスムーズに移行できます。

離脱を防ぎ、機会損失を減らすという点でも、Instagramは有用なSNSといえるでしょう。

Instagramに適した商品は? 

Instagramに適した商品は

 


Instagramと相性が良いとされるのは、ブランド力が高い物や話題性が高い物など、ユーザーが写真や動画を投稿しやすく、いわゆる「インスタ映え」を狙えるような商品です。
 

具体例としては、飲食やアパレル用品、雑貨、化粧品などが挙げられます。

近年は男性ユーザーも増加していますが、Instagramは若年層の女性ユーザーの割合が高い傾向にあります。男性向けの商品よりも、女性を対象とした商品やサービスの方が、より相性は良いといえるでしょう。

ECサイト事業者がInstagramを活用する際のポイント

ECサイト事業者がInstagramを活用する際のポイント


Instagramの活用には多くのメリットがあり、上手に使いこなせばECサイトの売上アップも期待できます。しかし、運用ノウハウの不足などが原因で、効果がまったく見られないということもあるでしょう。

ここでは、ECサイト事業者がInstagramを活用する際に知っておきたいポイントをご紹介します。

自社の運用体制を整える 

SNSを運用するにあたっては、運用のコンセプトや投稿する内容の確認、写真の見せ方などを考える必要があります。

SNSアカウントの運用に向けた社内の体制が整っておらず、Instagramを活用する目的や目標もあやふやな場合、アカウントのフォロワー数やECサイトの売上を伸ばすことは難しいでしょう。

SNS運用の担当者を設け、運用する目標を明確に定めるなど、自社の運用体制を整えることが大切です。

ターゲット層を考えて運用する 

前述の通り、SNSは主要なものでもメインとなるユーザーが異なります。

たとえばFacebookはユーザーの年齢層が高い傾向にあり、Twitterの場合は男女問わず10~20代の若年層の利用者が多いです。Instagramは幅広い年齢層から利用されているSNSですが、その中でも特に若年層や女性ほど利用している傾向にあります。

どのような層がInstagramを利用していて、その中でもどんなユーザーをターゲットにしたいのかを考えたうえで、Instagramを活用するようにしましょう。

投稿内容はユーザーが求めるものを用意する 

Instagramをはじめ、SNSでアカウントのフォロワー数を増やしたり、SNSを活用してECサイトの売上を伸ばしたりしたい場合は、投稿内容の質を高めていくことも重要です。

毎日商品の宣伝を投稿するだけでは、ユーザーはアカウントをフォローするメリットを感じられず、敬遠してしまう恐れがあります。

実際に商品を使用しているシーンを撮影して投稿する、商品や自社に関係するお役立ち情報を投稿するなど、投稿内容はユーザーが何を求めているかを考えて決めるようにしましょう。

投稿の量だけを重視して毎日同じような投稿を繰り返すのではなく、質やバリエーションを意識することが大切です。

ユーザーとコミュニケーションを取る 

Instagramのいいねやコメントといった機能を活用して、ユーザーとのコミュニケーションを増やすのも、ファンを獲得する方法のひとつです。

Instagramは、リツイート(RT)機能のあるTwitterなどとは異なり投稿を拡散しづらい傾向にあるため、既存ユーザーとの関係性の構築を重視する必要があります。ユーザーとの関係性を構築してファンを育てていくことで、リピーターの獲得や売上の増加につながっていくでしょう。

また、ファンとなったユーザーの投稿(UGC)がきっかけで、新たなユーザーに興味を持ってもらえる可能性もあります。

プロフィール欄を記載しておく 

Instagramのプロフィール欄をしっかりと記載しておくことも、フォロワー数を増やすうえでは重要です。

企業の公式ハッシュタグをプロフィール欄に記載しておくと、コンテンツ経由でプロフィールを訪れるユーザーが増える効果も期待できます。

また、アカウントのプロフィールには必ずURLを記載しておきましょう。Instagramでは、原則として投稿にURLを記載することができません。投稿に商品タグを設定できるショッピング機能はあるものの、申請が承認されるまでは使用不可能です。

ストーリーズと呼ばれる、24時間で消えてしまう投稿の場合はURLを記載できますが、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。

・アカウントのフォロワーが1万人を超えている
・Instagramの認証アカウントである


つまり、Instagramアカウントを開設した直後だと、ECサイトへの導線は限られているのです。

興味を持ったユーザーを誘導できるように、プロフィール欄にはECサイトのURLの記載を忘れないようにしましょう。

InstagramでECサイトの売上をアップさせよう

写真や動画の投稿・閲覧がメインのInstagramは、アイテムの利用シーンを視覚的に見せることができる、ECサイトとの相性が良いSNSです。

また、申請が許可されてショッピング機能を使えるようになれば、ユーザーを簡単に商品ページへ誘導することもできます。

ECサイトの売上アップを狙って、SNSの活用を考えているという場合は、Instagramの運用から検討してみてはいかがでしょうか。