インスタグラム活用でECサイトに集客する3つのポイント


昨今、SNSマーケティングでインスタグラムを活用する企業が増加しています。

その中でもインスタグラムは急成長しているメディアであり、多く費用をかけずに訴求力の高い情報を発信することができるのが特徴の1つです。

自社でもインスタグラムをマーケティングに活用し、集客につなげたいと考えている事業者様も多いのではないでしょうか。 また、なんとなくインスタグラムを運用しているけれど、いまいち何をしたらよいか分からないということはないでしょうか。

そこで今回は、インスタで集客を行うべき理由と集客のためのポイントについてご紹介します。 

 

目次) 

1. インスタグラムでの集客を行うべき理由 

2. インスタグラム集客のための3つのポイント 

3. インスタグラム集客のための効果的な施策 

4.インスタグラム集客における注意点 

5. まとめ 

 

1. インスタグラムで集客を行うべき理由 

ユーザー数の増加に加え、他のSNSよりも写真・動画での訴求力が高いことが特徴です。 

また、限られた時間だけではなく1日を通してアクティブ率が高く集客や広告に適したメディアとなっています。 

①急成長メディアであること 

インスタは世界中で急成長しているソーシャルメディアです。

世界では2019年の月間アクティブユーザー数が約10億人になっています。日本のユーザーも2019年で3,300万人以上といわれ、親サービスであるFacebookのMAUを超える記録となりました。 

 

②幅広い世代に利用されていること 

日本でインスタグラムが普及した当初は、「20代~30代の女性が利用するもの」というイメージがありましたが、最近では男性のユーザー数も増え、40代~50代の幅広い世代から注目を集める媒体となりました。 

2.インスタグラムで集客するためのポイント 

インスタグラムでの集客は、ただ投稿を行うだけでは効果が見込めません。 

以下3つのポイントを押さえて戦略的に行うことが重要です。 

  

①ビジネスプロフィールにする 

ビジネスプロフィールとは、その名の通り「ビジネス利用者向けのアカウント」のことです。「ビジネスプロフィール」に変更すると、以下のようなメリットがあります。 

 
・宣伝広告(フィード広告やストーリーズ広告)の発行が可能 
・閲覧者のインサイトが分かり無料でアクセス解析ができる 

・プロフィールにオフィスや店舗の住所、電話番号、メールアドレスなどを登録できる 

 

このように、ユーザー行動を分析して次の施策につなげたり、インスタグラム広告も打てるようになったりと集客を促すインスタグラム特有の機能を利用することができるようになります。 

②ターゲットとコンセプトを決める 

インスタグラムで集客を行うためにはやみくもに投稿をすれば良いわけではありません。 ユーザーについて理解し、自社に求められる有益な情報を発信する必要があります。

そのために、まず「ターゲット」を想定しましょう。 ターゲットをはっきりさせることでコンテンツの方向性を定めやすくなります。 

ターゲットが決まったら投稿のコンセプト(世界観)を戦略的に考えましょう。 

コンセプトを定めたら、投稿はその世界観に統一することが重要です。自社ブランドイメージに縛られすぎず、「ターゲットが好むもの」を意識しましょう。 

また、インスタグラムのホーム画面の表示順は作成日が影響し、投稿してから1日経過するとほとんど見られなくなってしまいます。 

常に見てもらえるように最低でも1日1回の投稿を心がけましょう。 

 

③投稿を分析し改善する 

ターゲットとコンセプトを決め投稿を始めたら、インスタグラムのインサイトを活用しましょう。 
 

インサイトを見ることで、フォロワーやいいね!を獲得するための詳細な指標が確認することができます。 この機能で投稿の分析と改善を行い、コンテンツの方針を戦略的に決めていきましょう。 

※こちらの機能は①ビジネスプロフィールにすることで誰でも利用可能です。 

3. インスタ集客のための効果的な施策 

インスタグラムの運用が進んだら、集客に向けてより効果的な施策を行いましょう。 

①ユーザーとのエンゲージメント(コミュニケーション)を高める 

ユーザーとのエンゲージメントを高める方法は至ってシンプルです。 

  

・いいね! 
・コメント 

・メッセージ 

・フォロー 

 

まず、「ハッシュタグ検索」で自社の店舗名やブランド名、サービス名を検索します。 

また、自社のインスタグラムアカウントから「メンション」をクリックすると自社を好んで選んでくれている消費者の投稿を見つけることができます。 

これらの投稿の中から、ユーザーが自社製品やサービスを利用したときの投稿や来店したときの投稿などに上記アクションを行うことでユーザーとのエンゲージメントを高めることができます。 

 

②ターゲットを集めるためのキャンペーンを行う 

企業側がキャンペーンのルールを決め、設定した条件を満たしたアカウントを対象に抽選で自社製品をプレゼントする形のキャンペーンも効果的です。 

③インフルエンサーマーケティングを活用する 

インフルエンサーマーケティングとは、多くのファンを持つような、主にSNS上で大きな影響力をもつ「インフルエンサー」に製品やサービスをPRしてもらうことで知名度を高めたり消費者の購買行動に影響を与えたりするマーケティング手法をいいます。 


インフルエンサーを活用すると費用がかかりますが、特定のターゲットに情報が届きやすく、訴求力が高いためユーザーに大きな影響を与えることができます。 

3.インスタ集客における注意点 

インスタグラムで集客をする際に気を付けるポイントは「あからさまな宣伝だけのアカウントにしないこと」です。 
 

明らかに宣伝のアカウントやビジネス色の強い投稿はユーザーに敬遠されやすく、せっかく発信しいてもほとんど見られなくなってしまいます。

重要なのはユーザーが求める情報を発信することです。ユーザーの共感が得られるような投稿を心がけましょう。 

  

4. まとめ 

インスタグラムは直感的に情報を伝えることができ、他のSNSよりも訴求力が高いです。 
 

また、今や多くの企業がマーケティングの1ツールとして活用することが浸透しているプラットフォームとなりました。 

インスタグラムのメリットはすぐに始められるだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションの場としても効果的に活用することができます。 

 

上記でご紹介したポイントをおさえて戦略的にインスタグラムマーケティングを行いましょう。